2013/11/24 室見川一斉清掃

11月24日、福岡市早良区を流れる室見川の一斉清掃に参加してきました。
この「室見川水系一斉清掃」は、地域住民で組織する実行委員会を中心にもう10年間も続いていて、ボランティア団体・NPOなど総勢約4,000人もの方々が参加する毎年の恒例行事となっています。

福岡海浜スポーツ振興協会からは、理事長をはじめとするボランティアスタッフ3名でスタンドアップ・パドルボード3艇を携えて参加し、室見川の下流〜河口付近を中心に、一般の方々では立ち入りにくい川の中央部や砂州など機動力を活かして清掃に励んできました。野鳥の休憩場所となっている砂州部分は、ゴミ等が漂着しやすいため、特に入念に清掃を行いました。

この辺りは川といっても満潮時には海水が逆流し、淡水・海水が混在するため多様な生き物が生息していて、生態観察にはもってこいの環境です。また愛宕大橋より下流の河口付近は、GW時期になると潮干狩りで多くの人々で賑わいます。福岡海浜スポーツ振興協会では、こうした自然との触れ合いを通じて、環境保護への意識を高め、参加者による学び合いと実践を推進していきたいと考えています。


2013/11/2-3 BAIEN CUP '13

去る11月2日~3日、大分県の国東半島で行われたウインドサーフィンの大会「梅園カップ2013」に参加してきました。プロ/アマ同時開催となる梅園カップは福岡海浜スポーツのメンバーにとって年間最後のレースでもあり、毎年の目標となっています。

例年、海外から著名なプロサーファーが招聘され、日本各地からはトッププロが集結するこの大会は、宿泊場所での豪華なレセプション・パーティーも楽しみのひとつ。今年は、元ヨーロッパチャンピオン(フランス人)のREMI VILA選手も参加。ボードデザイナーでもある彼は、最新ボードの設計コンセプトについて熱く語っていました。

レースのほうは、あいにく良い風に恵まれず厳しいコンディションでしたが、それでもロングボードクラス/テクノクラスそれぞれで下郡先生、吉村理事長、西山くんが表彰台に登ることができ、チームとしてもまずまずの成績でした。

【レース結果】

テクノ7.8mクラス  西山くん 3位
ロングボードクラス 下郡先生 優勝
          吉村さん 2位
          羽子田 DNF

また併催されたSUP(スタンドアップパドルボード)の大会も今年で二回目となり、参加者数も技術レベルも大きく向上し見応えのあるレースでした。中にはウインドサーフィンとWエントリーする強者も。レース用の長いボードから、サーフ用の短いボードまで、形状も楽しみ方もさまざまで、見てるだけでも楽しくなってきます。選手の層も厚くなってきたので、来年はさらに盛りあがるかも知れませんね。


2013/9/16(祝)さん・さんプラザ様 海浜スポーツ体験

福岡市立障がい者スポーツセンター(さん・さんプラザ)様より依頼を受け、海浜スポーツの体験教室を開催しました。

この日は台風18号が和歌山に接近した日で、あいにく愛宕浜も高い波となってしまいカヌー教室は中止となりましたが、波が穏やかな防波堤の陰で、4名がパドルサーフィンを楽しく体験、スタッフ4名で指導しました。

せっかく波が高いので、自然の変化にあわせて1名の少年には福岡市PTA副会長がついてボディボードを指導。高い波に挑戦する姿を間近で見て、お母様も感謝されていました。

また風も強いため、脚に障害のある大学生には広い砂浜でカイトサーフィンの陸上トレーニングを行いました。山口から母子2名での参加でしたが、風がないとなかなか体験できないスポーツで、貴重な体験が出来て大変満足されていらっしゃいました。

自然の変化に合わせたマリンスポーツの楽しみ方を、福岡市障がい者スポーツセンターの職員の方々にも学んで頂きました。
回を重ねる毎に、自然の変化に合わせて各自がいろいろなマリンスポーツを障がい者にあわせて教え指導ができるように、地域の父兄やスタッフも自律的に成長しています。

理事長 吉村正雅

2013/8/3 海の運動会 in 甑島

鹿児島県薩摩川内市の西方沖、東シナ海に浮かぶ甑島にて、地元の子どもたちとマリンスポーツ交流をしてきました。

初めて見るパドルサーフィンに、みんな興味深々。それでも少しコツを教えてあげると、さすがは島育ち、小さい子どもたちも臆することも無くチャレンジして、見よう見まねでどんどん上達していきます。最後は3人ずつ一列に並んで、レース形式でスタート!先生も生徒も一緒になって大騒ぎの「海の運動会」となりました。イベントの合間には地元の少年に案内してもらい、堤防からのジャンプ大会や、シュノーケリングで熱帯魚鑑賞も体験することができました。

甑島ではかつて「里カップ」や「甑海峡横断レース」というウインドサーフィンの大会が開催されていた歴史もあり、地元の有志や若者たちが、それぞれのペースでウインドサーフィンやマリンスポーツを楽しんでいます。目立った娯楽施設もなく、通りを歩く人や自転車、そしてすれ違う車のドライバーさえもお互いに笑顔で挨拶を交わすような、こぢんまりとした素朴な島です。ひとたび来客があれば親戚や隣近所も総出で出迎え、離島ならではの熱いおもてなしに感銘を受けました。

素晴らしい環境と豊かな自然の恵み、何より島の人たちの心の美しさに感動し、きっとずっと忘れない、この夏の大切な思い出になりました。

2013/06/09 チャレンジスポーツ「自然塾~海で遊ぼう~」体験

開催日:平成25年6月9日(日)
場所: 能古渡船場横側、西愛宕浜駐車場の奥(福岡女子高校裏)
内容: 11:00~ シーカヤック・パドルサーフィンなど
    13:00~ 休憩(昼食)
    14:00~ みんなで潮干狩り

<主催>
福岡市立障がい者スポーツセンター
NPO法人 福岡海浜スポーツ振興協会

6月9日(日)曇りのち雨 開催の11時には雨も上がる 大潮3時30分

・シーカヤック体験: 参加者8名
・パドルサーフィン体験: 参加者6名(1艇に1人の指導者)

2班に分けて、それぞれ1時間ずつ指導を行いました。

その後、昼食を1時間はさんで午後2時より、100メートル沖の防波堤まで、総勢15艇での勇壮な根かぶワカメ穫りになりました。

片足の少年、両足不自由な少女は、特にパドルサーフィンが気に入ったようです。 次回が楽しみで、また9月15日(日)に開催する予定です。

福岡市立障がい者スポーツセンターは、福岡市一円の障がい者施設との結びつきがあり、今回の応募も、募集枠の2倍ほどあったそうです。 福岡海浜スポーツ振興協会と結びつくことで、共働で広く青少年を受け入れることができ、 海から生きる力を養ってもらえるようにと、スタッフも回を重ねるごとに成長しています。

<スタッフ>
吉村理事長(福岡市緑のコーディネーター、水辺活動認定員)
おごう会長(元城南区医師会長)
下郡理事(小学校教師)
水町(福岡市PTA副会長)
柏崎(薬剤会社所長)
安部(外科医院長)
松村(専門スポーツインストラクター)
ボランティアスタッフ 3名

合計10名

2013/05/19 海と風のがっこう2013(第一回)

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